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愛すべきLIFE

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一握りの夢 なけなしの希望
ああ なんて使い古された言葉!
人生という名のデパートに
並べられた品物のように
飛ぶように売れることもなく
ワックスもかかっていなければ
傷も虫食いもついてて
形もいびつだったりする
人気商品のカタログにも
のってなかったりもするけど
僕には他に欲しいものなんてないんだ

生まれたばかりの赤ちゃんや
その赤ちゃんと同じ目をしている
そんな人の目に見せても
抵抗も恐れも感じることのない
本当の意味で唯一生きているもの
それが嘘偽りのない人の生き様であるものさ

そしてあなたが差し出してくれた
たった一つの機会に巡り遭う度に
僕は惜しみなくそれを使ったんだ
その時振り絞ったただ一つの種類の勇気だけが
心の中に二度と消えることなく刻み込んで
残るようにすることができる今日という
かけがえのない日々の思い出となるんだ

すべてが君の愛すべきLIFEなのだから
なにより君がすべての愛すべきLIFEなのだから

自分を捨てて他人の「欲しい」を
欲しがったりすることが
きっと奪い合いの争いを生むんだろうね
その人はきっと勝ちも負けもしないだろう
なぜなら勝者はつねに敗者に舞台裏で
飯をおごり続けるか弱き存在だから
彼にはそれしか贖罪の方法は
残されていないのだからさ

それでもその特別あつらえの座席を
自分の汗でいくらでも汚すことを
許されるという権利を勝ち取るために
終わりなく相手を蹴落とす争いを
人々にさせておくようなことならば
それを喜ぶ人であるよりは僕は
喜ばない人でありたい

人がもし最後まで方針を変えないのであれば
ところかまわずこれまでずっと続けてきた
相手へのその容赦のない問いかけを
ようやく最後に自分に問う番になった時
果たしてその人は自分にもそれを
問いかけることをするのだろうか
そんな誠実さなんてものがかけらでも
その人の中には残されているのだろうか

すべてが君の愛すべきLIFEなのだから
なにより君がすべての愛すべきLIFEなのだから

本物を求めていたら
初めから何ひとつ確かなものなど
求めていない人との差は歴然だろう
すべての争いの中を恐れもなく
安らかな心で歩んでいける人と
一方で人と人とを争わせて手玉に取って
そのことを楽しんでいるような人

両者の区別なんてお前の胸にまだ
新鮮な空気を受け入れる心優しさが
残ってでもいない限りいつでもすぐ
見分けがつくまえに力尽きることを
覚えてしまうことになるだけだろう!

歩道橋の揺れる橋げたは夕陽の街に
いちばんそぐわない文明の遺物だと知ったとき
人は一人として一人で恋愛も人生も
やってねえんだぞってたまりかねて
そうお前に言ったのが俺がなら
人は一人じゃ生きられないって
売り言葉に買い言葉で返したお前に
俺は完全に引いた
それでお前は何が言いたいんだ?

きっとこういうことが言いたいのだろう?
”お前の存在を否定し
偏見を加えてやってたんだよ”
スモッグで汚れた空気の幕の下に真意を
隠すことをいまここからお前は止めて
そう本当のことが言えるかい?

すべてが君の愛すべきLIFEなのだから
なにより君がすべての愛すべきLIFEなのだから

真理は決して相手を見間違えることをしない
間違っても真理はいつだって
そういう事実があるのでもないときに
決してお前を救世主だなんて思ったりしない
お前は他人に自分が自分以外の誰かに
間違われることを期待していたんだろう?

人が見間違えることを率先して望み
そのためのあらん限りの手を尽くして
そこに情熱燃やしていることだけが
今日の暇つぶしであるような毎日に
辛うじて我慢できないほどでもない
そんなお前の心の闇にぴったりの薬なんて
この街にはどこを探しても売ってなんかいないんだからよ

たとえ街頭のスクリーンを一杯に占めることが
一人の人間にできていたからといって
無数の色の点に変換されてしまったあとの
お前の虚像ではもはや誰一人の心でさえ
本当に掴むことができる日なんて
いくら待っても訪れやしないってことさ

表面の形しか見えない目で見て
身を捨てて奉仕した人をヒーローと勘違いして
お手軽に自分も人気者になりたがっている
そんな劣化した聖者の現代的焼き直しのような
イデオロギーの旗手に転身してからのお前のまぶたの奥で
そろそろ自分がヒーローに祀り上げられる番が来てもいいなんて
ちっぽけな夢を思い描いているんじゃないか
もっと上には上があるこの世界の天井のない青い空に
描けるはずの夢さえ知らずにお前は今日も借りてきた猫のように
猫なで声が上手さ!

すべてが君の愛すべきLIFEなのだから
なにより君がすべての愛すべきLIFEなのだから
すべてが君の愛すべきLIFEなのだから
なにより君がすべての愛すべきLIFEなのだから

すべてが君の愛すべきLIFEなのだから
なにより君がすべての愛すべきLIFEなのだから
すべてが君の愛すべきLIFEなのだから
なにより君がすべての愛すべきLIFEなのだから

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