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吹奏楽のための交響曲 変ロ調(P.ヒンデミット) 第2楽章

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作品情報

ジャンル クラシック
参加形態 単独
公開

作品紹介

近代吹奏楽発展期の金字塔、ヒンデミットの交響曲変ロ調です。
アメリカに亡命中にアメリカ陸軍軍楽隊の委嘱で作られた曲で、B♭を基調としながらも緻密な調性の変化が続く作品です。
作曲当時からプロの録音があり、YouTubeではいくつかアマチュアの録音も聞けますが、今回は実演では裏に隠れがちな短いパッセージの呼応・対比や、木管の細かい動きなども目立たせることで、曲構成を前面に押し出したDTMとして制作しました。
第1楽章は http://musictrack.jp/musics/83794
第3楽章は http://musictrack.jp/musics/84252

第2楽章 Andantino Grazioso - Fast and Gay 三部形式
冒頭からコルネットとアルトサックスが1~2小節ごとに交互に演奏する第1主題が提示されます。ややカンツォーネ風ですが、伴奏は行進曲風、しかし陰鬱な主題です。コルネットとアルトサックスの順番を逆にし、伴奏を変えて繰り返されます。途中トランペット・コルネットのブリッジが入り、今度はサックス群で再奏されたあと、静まっていきます。
第2主題はヘ短調のジーグ風スケルツォ、木管主体で目まぐるしいメロディです。途中調性・リズムとも判然としなくなるブリッジを挟んで繰り返した後、金管も入って一気に盛り上がります。ここでト調に転調します。
その後、第2主題と第1主題が伴奏も含めてほぼ完全に同時に演奏されます。第1主題のメロディはホルンに変わりますが、それ以外はほぼ完全に同じ。「トランペット・コルネットのブリッジ」と「途中調性・リズムとも判然としなくなるブリッジ」が並行する箇所は、この曲の真骨頂と言えます。

コルネットはもっと柔らかい音色がいいのですが、MidRadioでは無理・・・ですが、楽譜を見ながら後半の並行演奏を味わっていただけると幸いです。
IMSLP掲載のスコア→https://imslp.org/wiki/Symphony_in_B-flat_major_(Hindemith%2C_Paul)

2002.6.7 テンポを少し落とし、一部音量バランスを見直しました。
    楽譜上のテンポだと「かっこいい」のですが、
    細かい部分が聞き取りにくくなると考えました。
    ちなみに、楽譜上のテンポでの演奏は至難で、
    録音でもギャルドしかありません。
    ゲイブリエル&佼成は逆にこのMIDIよりもっと遅いです。

吉田 里佳

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