約束の虹、希望の祈り
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作品情報
| ジャンル | その他 |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
2011年5月3日、宮城県石巻市で見た不思議な虹をテーマに作った曲です。
震災からまだそれほど経っていない石巻で、晴天の空の一部が虹色に輝く不思議な現象を目撃しました。「環水平アーク」と呼ばれる現象だったことが後になって分かりました(当時のニュース映像)
https://youtu.be/6s5aPgDxzg8
津波の被害を生々しく残す街でみた虹は、不思議な印象として記憶に残りました。
この時一緒に虹を目撃した知人が呟いた「約束の虹」という言葉にインスパイアされて、震災で亡くなった方の鎮魂と、復興への祈りを込めて曲を作りました。
毎日の生活の中でささやかな希望を持てることは、生きていく上で大切なことだと思います。音楽で出来ることなど、ちっぽけなことかもしれませんが、それでも小さな希望の灯を点すことが出来ればと願いつつ、音楽を続けていきたいと思います。
演奏は、千葉在住のピアニスト佐野雅子さん。
私としては初めて本格的に作ったピアノソロの曲だったのですが、佐野さんは私の拙いアレンジを難なく弾きこなして下さりました。
YouTubeでは、ピアノ演奏とともに、当時石巻で私が撮った写真も公開しています。
https://youtu.be/xawtAWr8yQE
(公開 2013年3月、ピアノ録音 2017年6月)
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約束の虹、希望の祈り(ナレーション)
2011年5月3日 宮城県石巻市
津波によって受けた被害が市内のいたる所にまだ生々しく残っていた。
その日は快晴
朝から瓦礫の撤去作業を続けていると、汗ばむほどの陽気だった。
正午を過ぎた頃、ふと空を見上げると、
普通の色ではないことに気がついた。
ほんの僅かだが、色が付いているように見える。
もしかしたらー
「虹」が出ているのではないか。
青く澄み切った晴れ間の中に、僅かだが七色に光る場所があり、
確かに虹のように見えた。
瓦礫越しに見える虹は、現実とは思えないような不思議な光を放っていた。
「約束の虹…」一緒にいた誰かがそう呟いた。
約束の虹
旧約聖書 創世記 大洪水
ノアの箱舟洪水が収まり、大地が再び現れた時、神は虹をかけた。
災いは二度と起こらないという約束とともに。
この不思議な虹を仰ぎ見た多くの人が震災で亡くなった人を思い、
そして願ったことだろう。
恐ろしい災いが起こらないことを。
それが私達の願いであることを。
コメント(10)
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