小枝を踏みしめ
と或る日と歩く
語り合うように大切に
私に棲(す)む人
心に抱きしめ
嫋(たお)やかでいるわ、それなりに
遠い日めぐれば ため息転がり
想い出耽れば 拙い言葉が空を舞う
ひとりの冬越え
体の芯ゆらす
ふた月遅れで降り出した雪が、ふわりふわりと
手のうえで開く 六花が消えてゆく
あなたは空から 私はここから
ねぇ、ちゃんと見えてるの?
黄昏れの町は
好きにはなれない
だって影が一つ、一つきり
どんなに頑張っても
やっぱり寂しいって
行きつ戻りつに、切なくて
あのページを開き 心でなぞっても
戻らぬ時間に 涙で絵空を描いてみる
ひとりの冬越え
ひとりじゃないっよって
ふた月遅れで降り出した雪が、そう云ってるようで
手のうえで開く 六花が消えてゆく
あなたは空から 私はここから
ねぇ、ちゃんと見えてるの?
今年の初雪、そして終雪になるわ
2020 2 4
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