1,
A
秋の訪れ 告げる風
悴(かじか)む手へと 木の葉を散らす
B
最期の旅路 朽ち果てる理(ことわり)
鮮やかに染まった 刹那色
サビ
夕陽の中で 木の葉は歌う
こころに浮かぶ 喜びを
流転の末に いつの日か
懐かしい母木(ははぎ)の いのちになることを
2,
C
しとしと沈む 冬に向かう雨は
色づいた木の葉を 土へと連れてゆく
木から離れる わずかな寂しさが
泪になって 零れ落ちるように
サビ
時雨の中で 木の葉は思う
終わりに臨む 道のりを
因果の末に いつの日か
愛おしい母木の いのちになることを
3,
D
雨上がり 茜に染まる空
母木の隙間から 射し込むきらめきは
ひとりじゃないことを 教えてくれた
サビ'
ヒカリの中で 落ち葉は願う
大地に還る その時を
輪廻の末に いつの日か
懐かしい母木の いのちになることを
愛おしい母木の いのちになることを
作品紹介
附曲版はこちら↓
http://musictrack.jp/musics/81229
昨年のいまくらいの時期に書いた作品。
名作絵本『葉っぱのフレディ』を意識した内容になっています。
秋になると、いのちの在り方をより強く考えます。
この作品も、そんないち断片として捉えていただけると嬉しいです。
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