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悲しき草笛

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作品情報

ジャンル その他
参加形態 単独
公開

作品紹介

この曲は、僕とててさんがはじめてコラボした思い出深い作品です。
僕の母は、40年ほど前に亡くなりました。
病弱でしたが、優しく美しい人でした・・・。
今回は、1番のみの公開とさせていただきます。

「悲しき草笛」
曲.歌:てて  詞:周蒼

匂い優しき 山桜
卯月の空を 仰ぎたる
少年ひとり 立ち尽くし
沸きくる涙 その瞳
母の骸(むくろ)の 冷たきに
弾ける如く 家を出づ
唇噛みしめ 歩み来た
千曲の川の せせらぎに
信濃の春よ 悲しき草笛
胸に流れる 悲しき草笛

思いつのれる 夏草や
母が歌いし はやり唄
命に宿る さだめ(運命)とて
生きてこそあれ 空(うつ)蝉の
面影今も 忘れまじ
幼き日には 母の手に
泣いて抱かれた 草枕
手向ける花は ひめさゆり
信濃の夏よ 悲しき草笛
胸に流れる 悲しき草笛

草笛の音(ね)の 儚(はかな)くも
遠く家路は 暮れゆきて
聞こゆる母の 呼び声よ
倹(つま)しき人よ わが母よ
ありありと知る その愛を
流れに浮かぶ わくら葉か
うつろうままに 浮き草の
幾年月を 重ねても
信濃の空よ 悲しき草笛
胸に流れる 悲しき草笛
悲しき草笛

井上 太一

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