一
萩のむらさき すすきの穂
いつの間にやら 命日が
お彼岸だんご お供えすれば
合わせ掌 年々長くなる
秋茜(あかね)が止まり 帽子が揺らいで
二
夕焼け空が 懐かしく
いつか来た場所 丘の上
母に連れられ 乗った鈍行列車
あれから何年 しんみり想い出す
帰る道々の 風景は変わった
三
ねぇ、お母さん お母さん
しょっぱくなるほど 呼んでみる
大声あげて 呼びたいときは
布団をかぶり 涙が枯れるまで
泣いて・・泣いて そして眠りつく
作品紹介
今日は、昨日が去った徒然草
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