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雨の午後

雨の午後

水たまり 落ちる雨音
青春(はる)の目覚めに 耳すます
髪の乱れを 手櫛でなおす窓鏡
雨のしずくが  ガラスをつたう
胸の鼓動が あなたの足音が
聞こえて来そうなそんな気がして・・・
心ときめく
雨の午後ひとり

逢いたくて 逢いたいほどに
心せつなくて 虚しくて 
あなた想えば 駆けてゆきたい恋心
頬ずえついた  春の夕暮      
白いシーツの ベッドの冷たさを
あなたはわかっているのでしょうか・・・
夢の欠片(かけら)よ
    雨の午後ひとり
愛のうつろい 心も夢も
雨の午後ひとり

作品紹介

雨の多い春、外を眺めながら
ふと思いながら書いてみました

中津川 陽子

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