自分との闘いに費やしたもの
疲労と銀河の 果てに馳せた夢
あくる日に目覚めた 目の前で
君は黙って 背中を向けてドアを出た
飢えた心を満たすには 遠く遠く遠く
瞳の中だけ涙 涙 涙で満ちていた
サボテンのような 二十歳のサマリー
ギリギリの崖っぷちを 爪先立ち
血が噴き出すから 触れないで
無の未来と必死に 向き合ってる
エレキと汗で感電死した 早熟な彼
その指に触れて みたかった 憧れ
ラジカセのFMは 宇宙の音声じみて
目の前の すべてが殴り書きの 無線
君の口づけは 愛など感じられない
それでも今の僕に 必要なのは温もり
三日月のような僕のサマリー
ひき返すような距離でもなくて
誰のものでもない僕の歩み
大人になりきれない二十歳の夜
大きく息を吸うんだ
今から走り出そう
未来を有に変えるために
サボテンのような二十歳のサマリー
要約するには少なすぎる
せめてときめく心 胸の鼓動
細いとげだけが守ってくれる
走り出せる
走り出せる
作品紹介
これもなんとなく出来上がった
病院でも使われるサマリー(要約)
二十歳に焦点を合わせてみた
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