ひとひら置いたら
意地悪な風が
舞い上げ落として
水たまりの波紋になった
恋に恋したら
ひと葉の葵も
美しさゆえに
ちぎって手のひらに晒(さら)した
夕べの嘘に笑み浮かべ
いい女ぶってみたけれど
あんたの腕で夢をみて
明日の吹く風、嘘の風
それでもいいのよ
会いたさ恋しや
線香花火の
火玉が落ちるまででいい
女を演じる
あぁやっぱり女
好いた男には
綺麗でいたいと思うわ
添えない意味など
なにもありゃしない
ふうてん男に
惚れたわたしが仕方ない
片袖脱いで唇を
背中に寄せて涙声
惚れて泣かせて悪いやつ
月が笑う、勝手に笑う
それでもいいのよ
会いたさ恋しや
線香花火の
火玉が落ちるまででいい
線香花火の
火玉が落ちるまででいい
作品紹介
ぺん
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