土手の川っぷち かやつり草がまとわりて
下駄は嫌だと 浴衣の裾をすぼませる
宵(よい)涼み 葉っぱちぎり草笛鳴らし
鳴らないと 泣き顔君はまだ小さい
お囃子遠く 夜風にのって逸(はや)る気持ち
抑えきれなく おんぶしてよとだだこねる
素扱(すごき)きの帯の 片方ゆるみ夜風ゆれ
挿げ替えしたよ 鼻緒は黄色い絞り柄
僕の背中 びっしょり汗が沁みている
どこからか 夾竹桃(ちょちくとう)の香りが
近づく太鼓 笛の音(ね)お調子弾み
道端葉っぱを ちぎりて草笛鳴らす
※
鳴らないからと 泣く君は背伸び盛り
唄う音頭に 下駄ばたつかせばやんちゃする
uh~ uh~ uh~
作品紹介
ぺん
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