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No.13 To my beloved 愛しいひとへ

夕陽が眩しい窓際 独りぽつんと君は居た

夕飯の買い物を済ませ 指がちぎれるほど痛くて

重い荷物を置くことも 忘れて唖然と立ちすくむ

何を想い、何をしたい、何か出来ることがあれば

虚ろな眼差しなかに 求めるものが分からない

果敢ないカラダを抱き寄せ そっと包むしかできないのか

なすがままカラダをあずけ 折れそうなほど悲しくて

それでも精一杯生きる 心の糸が細くとも

ちゃんと引っ張りあげるから 諦めたりはしないから

何を想い、何をしたい 後悔なら半分もらうよ

白い横顔の睫毛に 陽が落ちる影が悲しい

「腕のなかは安心かい?」 小さくうなずく君が愛しい

To my beloved  小さくうなずく君が愛しい

作品紹介

無音の痛み

井高 直子

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