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作品情報
| ジャンル | ロック |
|---|---|
| 参加形態 | コラボ |
| 公開 |
作品紹介
電気爺さんとのコラボです。
僕がロイ・オービソンを知ったのは80年代初頭、高校生の頃、ヴァン・ヘイレンが「プリティウーマン」をカバーヒットさせた時です。その後1986年の正月に大滝詠一と山下達郎がラジオの対談でロイ・オービソンの「CRYING」を取り上げ、絶賛していた事がきっかけで渋谷のタワーレコードでベスト盤を買い求め、本格的に聴くようになりました。当時大滝師匠が「(日本で)ロイ・オービソンを歌えるのはあなた(山下)しかいない」と言っていたのを懐かしく思い出します。
これと同じ頃にデビット・リンチ監督の映画「ブルー・ベルベット」の中でオービソンの「IN DREAMS」が効果的に使われ、にわかに脚光を浴びるようになってきました。そして1987年、あえてモノクロで撮ったライブ映像が反響を呼び、本格的なカムバックを果たす事になります。
このライブは今でもYoutube等で見ることができますが、バックミュージシャンがブルース・スプリングスティーン、エルビス・コステロ、トム・ウエイツ、J D サウザー、ジャクソン・ブラウン等、そしてリードギターがジェームズ・バートンという錚々たる顔ぶれで、ロイ・オービソンがいかに多くのミュージシャン達にリスペクトされていたかがよくわかります。
そしてこの年には久々のニューアルバム「ミステリーガール」を出し、タイトル曲をU2のボノとエッジが書き下ろしたことも話題になりました。また同時にジョージ・ハリスンやボブ・ディラン等とトラベリング・ウィルベリーズを結成し、シングル「HANDLE WITH CARE」がヒットしてロイ・オービソンは完全復活を遂げました。
ところがその矢先、1988年の12月6日に彼は52歳で突然他界してしまったのです。大滝、山下のラジオを聴いてから、ここまでの3,4年間はずっと熱心に追いかけていただけに、ショックも尚更でした。
ジュリア・ロバーツの映画「プリティウーマン」のヒットでこの曲が(若い人にも)日本で広く認知されるのは、この1,2年後の事です。今日の視点から見れば「へえ、そうなの」の一言で片づけられてしまうかもしれませんが、ほぼ完全に忘れ去られた状況からリアルタイムで復活を見てきた僕としては、「生きている間に見て欲しかった」という気持ちがとても強くあります。本当に忘れ難いミュージシャンです。
彼は歌いあげるバラードが有名ですが、元々は今回のようなロックンロールを歌って世に出てきた人です。この手の曲は電気爺さんにお願いするのが一番だと思いました。ジェームズ・バートン真っ青の電気爺さんのギターソロが素晴らしいです。
この「MEAN WOMAN BLUES」に関して言えば、佐野元春の「アンジェリーナ」の一節、「ブルル、エンジン唸らせて」のくだりの元ネタ、というところが日本ポップス界との接点と言えるかとも思います。
よろしかったらお聴きください。
小林 真綾コメント(24)
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