雨が哀しく なったのは
行けなかった お祭りのせい
雨に煙った 柏島
渡る船に 乗れなくて
今は晴れても 寂れてる
島行く人も まばらです
並ぶ露店と 人の群れ
珍しくて 歩き回った
握りしめてた お小遣い
買ったものは 忘れたが
くじを引いても ハズレだけ
保命酒粕(ほうめいしゅかす) 好きだった
誰が言ったか 柏さん
慣れ親しみ そう呼んだ日々
雨の六月 吉日は
母の作る 巻きずしを
想い出しては 懐かしい
静かな海よ ふるさとよ
作品紹介
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