一、
窓に映る 面影ひとつ ふたつみっつと数える
こうして 何年に なるかしら 待ち人 忍び人
忘れた日々など ないけれど 忘れてしまいたい日はあるわ
茨の道だから 血が滲むほどに
分かっているわ 悔いなどないわ
二、
抱かれた夜は 強い風が 鳴り響いていたわ
たった一夜のことだけど 手繰り寄せて 夢心地
一途な女と いうのでしょうか それとも未練が背中合わせ
大輪の花はいらない 一輪でいい
そっと 佇む花で いたいだけなの
三、
いっそこの世から 居なくなれば 苦しみなど知るまい
涙に濡れて 朝むかえ そして、日が暮れる
寄せては返す 望みでも 何もない人生より はるかにいい
きっと ふたつ並ぶ 日がくるわと
小さな 喜びを 待ち続けています
作品紹介
[music]59336[/music]
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