クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
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作品情報
| ジャンル | クラシック |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
数々の愛らしい小品で知られるフリッツ・クライスラー(Fritz Kreisler, 1875- 1962年)はヴァイオリスニストかつ作曲家として活躍していましたが、自分の作品をバロック時代等の作曲家の作品と称して発表していました。勿論後年、自作であることを明かしたのですが、一時期は音楽界にセンセーションを巻き起こしたそうです。
「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」もそんな曲のなかの一曲です。プニャーニ(Gaetano Pugnani,1731 - 1798年)はイタリアのヴァイオリスニスト、作曲家です。
曲は後期バロックから古典派にかけての様式を見事に取り入れており、何の説明を受けずに初めて聴いたら本当にその時代の曲と思い込むかもしれません。ただAllegro に移ってから中ほどに奏せられる4弦のコードから始まる下降音形のパッセージは少し近代的な響きがあります。また、さらにその先にあらわれるピアノのオクターブ・トレモロも古い時代の音楽にはあまり使われない技法です。その部分のヴァイオリンパートは4分の3拍子の中に16分音符を12個並べ、3音ずつの区切りでEの音が持続音のように用いられているので、4拍子のような効果になっています。これもどちらかというと民族音楽や近代の音楽に見られる手法ですね。
理屈はともかく、それでもどこかウィーン情緒が漂うクライスーの音楽です。
渚 美加子コメント(0)
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