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作品情報
| ジャンル | フォーク |
|---|---|
| 参加形態 | コラボ |
| 公開 |
作品紹介
一緒に音楽をしている仲間のお父さんが、2009年1月に亡くなった。
昨年(2008年)の秋から、かなり大変だったらしい。
ある日、父の実家のある和歌山県から電話があったそうだ。
子供の頃よく遊んだ近所の友人がかけてきた。
「あなたのお父さん、この頃なんだか変よ…」
昼間なのに、寝間着で外出していて、挨拶しても知らん顔・・・。
なんだか様子が変・・・
その話を聞いて、友人が実家に帰ってみると、、、、
ひさしぶりに会った父は認知症になっていた。
風呂には1ヶ月以上も入っていないようだった。
下も垂れ流し状態。
家の中はすごいことになっていたらしい。
福祉サービスの手続きをして、ヘルパーさんに来てもらえるように段取りした。
昔からの友人も親身になって実家に顔を出してくれ様子を見てくれているらしい。
が…、それでも月に何度も実家に帰らないといけない事態が起こる。
京都から実家までは片道4時間、こちらには仕事もある。
ボランティアの活動もしている。子供の父兄会の役員もしている。
もちろん父のことは心配だが、生活の軸を京都に置いているから、急に離れた場所にいる父の家に生活の軸を移すわけにも行かない。
彼女は、それらのエピソードを明るく笑い飛ばすように話していたが、とても大変な事態になっていることは理解できた。
当然だが、彼女も内心、とても悩んでいたらしい。
そんなとき、彼女の友人がこんな事を行った。
「認知症って、神様からの贈り物らしいよ。
友人のその言葉に、彼女は救われた。
今まで困ったなあとか、大変だなあ、、、と思っていたことも、ちょっと見方を変えて、父への神様からの贈り物だ・・・と思って、父を見ていると、大変だと思っていたことが、おもしろいこと・・・のように思えてきて、「おもしろいなあ~」という気持ちで、父を見ることが出来るようになったそうです。
毎月仕事や家事をやりくりして、何度も実家に帰ってくるのは大変だけど、父を見ながらネタ帳を作って、いろいろ書き留めておこう。
少しずつ書き留めたネタを元に詩を書こう。歌にしよう。
そんな風に気持ちを切替、父と接するようになった頃、突然お父さんが亡くなった。
たくさん作るつもりだった歌は、一曲しか作れなかった。
お葬式のあと、親族の前でその歌を歌ったら、みんなが涙を流して聞いてくれたそうです。
彼女は4月19日のミニコンサートでこの歌を初披露しました。
伊藤 明美コメント(3)
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