通りかかった 他の教室 黒板けしを 標的に投げ
いすの上で 勝ち誇っていた きみの顔が 忘れられないよ
今は 大人になって 紳士になって それなりの地位で それなりの場所で
きみもがんばっている
だけど あきらめきった 凍った泥のようなあの子の
横顔が忘れられないんだ
駆け込んでって 怒鳴れなかった すくんだ足を 動かせぬまま
ろうかからも 見えたってのに きみの声が 聞こえていたのに
今は 大人になって きれいになって うつむいてもなくて 大勢の人と
きみもがんばっている
だから あきらめきった 凍った泥のようなあの子を
助けられなかった
(もう届かない謝罪)
あの自分を忘れられないんだ
あの自分が・・・
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