朝が目を覚ますその前に
部屋を抜け出して旅立とう
闇の中に輝いてる星が普段を装うってる
最悪な事態からその身を守るため
車はハイウェイを突き進む
首都高を抜けたら西へ向かう
SAは長いガソリン待ちの列が
時間の浪費を誘っている
1分1秒を争うこの非常時だというのに
そばに眠る君の瞼は濡れている
得体の知れない恐怖がそこにあった
風が呪縛から解かれたら
窓を開けて外の空気を
思う存分吸い込んでみよう
肺が満たされればすぐに
希望の朝が訪れて不安など消えてゆく
そばに眠る君は夢の中でおびえる
ハンドルを握る両手に力が入る
見た事もない大きな月に向かって
車は蛇行を続けながら進んでいる
いずれ朝の訪れとともに消えてゆく
不安の象徴と分かれば恐るるに足らず
400kmも過ぎれば安全圏ではないか
心地よい眠りが身体の細部に浸透する
いくつ目かのパーキングエリアで
僕を覚醒させたコーヒーの香りは
君の笑顔が運んできたものだ
作品紹介
2011年3月17日頃の体験より。
茨城県守谷市、福島第1原発から約180km(東京で200km)。
実際は夜10時頃ですね。健康保険とか預金通帳とか年金手帳と手持ちの財産を大体車に詰め込んで、出発!「ガソリンがないけど、SAで入れよう!」
常磐自動車道谷和原インターで首都高へ、守谷SAのガソリンスタンドは大渋滞。それでも30分ほどで給油(10ℓ制限)済み、夜の首都高は20代以降久しぶりでした。「きれいだった!」
そして東名に入り、海老名SA、ここもガソリンは大渋滞。もう少し入れときたかったけど、いいや次にしよう。この巨大SAも飲食みやげコーナーは閑散としてました。
追加給油出来たのは、足柄だったか、浜名湖だったか?
まあその辺まで来れば安心なので、名古屋に入る手前のSAで少し眠りました。起きたらAM8:00くらいで会社に電話。「何日か休みます!」
岐阜の友人宅で数日過ごし、3月21日夜に帰宅。
何でも20日から21日に降った雨がセシウム雨だったようで、守谷がホットスポットになったのでした。
とにかく雨に濡れなかっただけでもラッキーだったよ!
コメント(4)
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