冷たい 聴診器を 胸に押し当てて
ひとつ ひとつずつ あなたを確かめた
深く ため息をついて ソファに倒れこむと
あなたの 惜しげもない 優しさがかけ寄る
ずっと そばにいたいと 無邪気にそう思っている
たった一言で すれ違う 恋だから
あなたのシグナル すべて 聴き逃したくない
誰よりも 近くで 鳴らしてほしい
わたしの耳元で。
壊れた 通信機で 信号を送る
ひとつ ふたつと 途切れてゆく
遠く 離れるほど 返信が待ち遠しいよ
時間と 同じように 気持ちまではぐれたくない
ずっと このまどろみが 消えないように願っている
あなたを見つめる とき わたしの 見る景色は
あなたには 見えない だから伝えたい
大切な 言葉が すれ違わないように
あなたの耳元で。
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