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海ゆかば

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作品情報

ジャンル ワールド
参加形態 単独
公開

作品紹介

終戦記念日が近づく度に戦没者の事を思い起こします。
私は終戦後に生まれているので〜戦争は祖母や戦時中に
少女時代を過ごした母親の話でしか知りません。
記録や映画で知った人間魚雷「回天特攻隊」や有人の誘導
ミサイル(人間爆弾)「桜花」などはまさに「狂気」です。

←写真は人間魚雷「回天」の潜望鏡昇降装置部分に描かれ
 た菊水の徽章です。

回天資料 http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/kaiten-tenzi.htm

作詞:大伴家持 (718-785)
作曲:信時 潔 (1887―1965)

海行かば 水漬く屍
  山行かば 草生す屍
  大君の 辺にこそ死なめ
  かへりみはせじ

【現代語訳】
  海を行けば、水に漬かった屍となり
  山を行けば、草の生す屍となって
  天皇のお足元にこそ死のう。
  後ろを振り返ることはしない

歌人の大伴家持はまさか自分の死後1000年以上経ってから
自分の歌の一部に洋風の旋律が付けられて音楽になるとは
夢にも思わなかったでしょう。

この曲は戦争中の日本で玉砕者情報の放送の冒頭に流されて
いたそうです。戦争の是非に関係なく美しい旋律である事は
誰も否定できないでしょう。
1937 11月22日にNHK国民歌謡として初めて流され当初は
出征兵士を送る歌として愛好されていたと記録にあります。

明るい長調の旋律でありながら哀愁感が漂い、とても軍歌と
思えません。いわゆる4,7,抜き(ヨナヌキ)でない事も当時の
軍歌にない特徴で洋風です。
私には戦没者(特に特攻隊)の慰霊に相応しい旋律のようにも
思えます。このメロディの美しさを損わないように留意して
オリジナル編曲してみました。

田辺 亮介

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