+33 -Ryuichi Sakamoto- 8 pianos version
- 102回再生
作品情報
| ジャンル | Jポップ |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
今、ラヴェルの「ボレロ」の2台ピアノ用の楽曲について
ホールのピアノによる連弾を計画しているところですが
昨晩、テレビを見ていて、坂本龍一さんのライブ番組を興味深く見入っていましたところ
やはり、やってくれました!
+33
全体の構成といい、リズムの刻みかたといい、RAVELの「ボレロ」のパロディーですね!
この"8台のピアノによる音楽"は、あの、「さきら」のピアノを総動員しても、まだ足らない、とんでもない設定の作品ですけれど
作曲者ご本人もそうしたシチュエーションを、はなから想定していらっしゃらないようで
ライブを拝見したらわかりますけど、シーケンサー多重記録(PIANO1-7)をバックに、旋律パートを受け持つPINAO8のみを、手弾きにより、演奏されていました。
というわけで、ひさびさに電子ピアノの電源を入れて、
昨日の感動冷めやらぬうちに、朝から多重録音しました(8回弾かせていただきました〜(^_^;)
リアルタイムで、パソコン上に8つのトラックを生成して、マルチで重ねてみました。
鍵盤の手弾き入力ですから、微妙な音の予期せぬズレやミスタッチがあります(打ち込みではありませんよ〜)
使用したスコアに注記されていた、インタヴュー記事を参照までに引用していおきますね。
【以下、引用原文】(※○印が教授の回答です)
「+33」
-この曲は2002年の映画音楽『FEMME FATALE』の「Bolerish」とも・・・・
○似てますかね?
-ラヴェルの「ボレロ」とのつながりで言えば。
○まあでも、同じ音から始まっているからね。ドに対して、レ、ド、というふうにね。
-この曲の断片がテレビで流れたのをたまたま聴いたときには、ものすごくアブストラクトな感じを受けたんです。でもこうして全曲聴くと、実に大きな歌というか、8台目のピアノの主旋律がとても朗々とした歌ですね。
○うん、そうですね(キーボード弾きながら)。それこそダイアトニックの「ドレミファソラシド」でやってるんだけど、すごくぶつかっているんだ。でもそれが結果的に消されちゃう。全然普通に聴こえるね。あのラヴェルの「ボレロ」もそうですけど、ずっと平行和音ですよね。
-それにしても、使われている音が「ドレミファソラシド」だけでも、これだけいろんなことができるのですね。
○例えば、スティーブ・ライヒなんかの音楽だと、機能的にプラグマティックにタテだけ集めてみると、「ドレミファソラシド」という和音が全部鳴っているような響きですよね。それがフレーズとか楽器別に、まあ偶然鳴ったりしてるんですけど、タテで見るとガシャと押さえたような。「ドミソシ」も「レファラ」も関係ないような響きになっているわけですよね。ただ、枯葉フレーズで思考しているから、どちいかというと、フレーズの方に揺れて。その一方で、タテに響いたときにこういうふうに響かせたいなと思ってフレーズも作っているから、そのへん微妙なんですけど。わりと、ポリ・キー的な、あるいはポリ・モード的な発想に近いもので。でも、タテに鳴ったときに独特な響きがしている。その響きというのは言ってみれば、「ドミソシ」と「レファラ」みたいなのが全部押さえてある。そうすると、結局、音階のキーを全部押しているようなものですね。
(以上 引用おわり)
ラヴェルとライヒが出てくるあたり、嬉しい限りです。
小泉 真綾コメント(8)
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