Gavin Bryars/Out of Zaleski's Gazebo
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作品情報
| ジャンル | クラシック |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
1977年12月に作曲され、同年同月ベルギーで初演された、2台ピアノ8手連弾のための作品。
日本初演時の訳題は「ザレスキの展望台から」。
ザレスキとは、イギリス中西部にある風光明媚な観光保養地。海辺にある展望台が有名で、そこに登ると、360度の周囲に見渡すばかりの大パノラマが広がる。この作品は、太陽の移動によって刻々と様相を変える、そうした風景の雄大さを表現したものである。
‥‥という解釈は、私がこの作品をはじめて聴いて以来、ずっと心の中で勝手に抱いていた単なる妄想です。すみません(汗)。
作曲者によると、「プリンス・ザレスキ」とは、M・P・シール という作家が書いた推理小説の連作に登場する架空の人物。いわゆる「安楽椅子探偵」のはしり的存在として知られています。また、この曲には、原型となる先行作品があり、それは「Poggioli in Zaleski's Gazebo」と題されています(未聴)。この、「Poggioli(=ポジオリ教授)」というのも架空の探偵の名前。T・S・ストリブリングという作家のシリーズ作品に登場します。二人の探偵は、推理方法において極めて対称的性格を持つそうですが、その名前が、なぜ曲題として使われているのかは正直よくわかりません。また、曲中に4回挿入されるカデンツは、パーシー・グレインジャーの本歌取りだそうです。
テンポの決定やペダルの使い方に関しては、長年愛聴している日本初演時の録音を参考にいたしました。
井高 翔太コメント(2)
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