雨上がりの
雲の切れ間から
光り射すように
君の想いが僕のもとへと
届いていたから
あの頃ふたりで見た夢も
まるで主人公をなくした
ドラマのように
途絶えたままで
もう一度、君に逢うために
もう一度、夢の続きを見るために
今、この眼を閉じて
君のところへ行きたい
夏に向かう
夕暮れの中で
ふたり過ごした
時が逆戻りするように
流れているから
二人で過ごしたこの部屋に
君が遺していった思い出と
潮の香りと
差し込む夕日と
もう一度、君に逢うために
もう一度、君の声を聞くために
今、この時刻(とき)を止めて
君のところへ行きたい
もう一度、君に逢うために
このまま呼吸(いき)を止めて
君のところまで…
by 伊勢 詩織
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