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作品情報

ジャンル フォーク
参加形態 単独
公開

作品紹介

生きるものにとって、失うこと、寂寥感は永遠の課題かもしれません。
でも、失ったように見えるものは、単に「形」として見えるだけの一面的なもの。
それは愛した人かも知れないし、若々しかった、あの日の自分の姿かも知れません。
しかし、眼の前から見えなくなったすべてのものは、間違いなく私たちの心の中には生き続けています。

ちょうどコップの中の氷が解けるように愛する人は見えなくなり、いずれ自分も解けてしまうけど、それは大きな命の中で解け合っただけのこと。命とは、出会い・別れとは、そんな繰り返しのような気がします。

「形」に眼を奪われず、眼の前の悲しい現象に隠れて見えないものに眼をこらせば、きっと何も失ってはいない。
ほら、だれだって、ひとりではないんだ・・・・

そんな気分で作ってみました。

2010年10月、儚さが似合う秋に手直しして。。。
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刹那に生きる私たちだから
野に咲く花に心散らす

引き行く波に自分をゆだね
流れる砂に涙こぼす

奇跡の出会いに導かれ
さだめの別れに立ちすくむ

眼を閉じてごらん
観えるだろう
いつでもひとりではなかったこと

大空仰ぐ私たちだから
翼を閉じる鳥に嘆く

華やぐ少女(ひと)も涙を知って
雨打つ窓に目をふせる

幼い理想(ゆめ)に導かれ
壊れた祈りに立ちつくす

眼を閉じてごらん
観えるだろう
いつでもひとりではなかったこと

眼を閉じてごらん
観えるだろう
いつでもひとりではなかったこと

宮沢 健一

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