寂寥
- 67回再生
作品情報
| ジャンル | フォーク |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
生きるものにとって、失うこと、寂寥感は永遠の課題かもしれません。
でも、失ったように見えるものは、単に「形」として見えるだけの一面的なもの。
それは愛した人かも知れないし、若々しかった、あの日の自分の姿かも知れません。
しかし、眼の前から見えなくなったすべてのものは、間違いなく私たちの心の中には生き続けています。
ちょうどコップの中の氷が解けるように愛する人は見えなくなり、いずれ自分も解けてしまうけど、それは大きな命の中で解け合っただけのこと。命とは、出会い・別れとは、そんな繰り返しのような気がします。
「形」に眼を奪われず、眼の前の悲しい現象に隠れて見えないものに眼をこらせば、きっと何も失ってはいない。
ほら、だれだって、ひとりではないんだ・・・・
そんな気分で作ってみました。
2010年10月、儚さが似合う秋に手直しして。。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
刹那に生きる私たちだから
野に咲く花に心散らす
引き行く波に自分をゆだね
流れる砂に涙こぼす
奇跡の出会いに導かれ
さだめの別れに立ちすくむ
眼を閉じてごらん
観えるだろう
いつでもひとりではなかったこと
大空仰ぐ私たちだから
翼を閉じる鳥に嘆く
華やぐ少女(ひと)も涙を知って
雨打つ窓に目をふせる
幼い理想(ゆめ)に導かれ
壊れた祈りに立ちつくす
眼を閉じてごらん
観えるだろう
いつでもひとりではなかったこと
眼を閉じてごらん
観えるだろう
いつでもひとりではなかったこと
コメント(16)
コメントを読むには、ログインが必要です。