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手紙~拝啓十五の君へ~アンジェラ・アキ)cover.inst.

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作品情報

ジャンル Jポップ
参加形態 単独
公開

作品紹介

2009/02/23 06:59

「十五の君へ 異聞」

本当に奥手というか、ウブというか、大人の心に成長するまでいくつもの愛を踏みにじってきてしまった。。。

異性を好きになって、思いが通じなかった、というか、臆病で伝えに行き損なったことは数々あれど。。。
思われていたのに気がつかなかった・・・後で気がつい・・・てきた。という自分の子供子供時代の心の未熟、無知、冷酷さには今さらながらふと思い出がよぎると心が痛い。

トラさんみたいに振られ続けるのは、心の平穏ではムシロ幸せと言えるか(^^;?

振るのはツライヨ。
トイウカ、振るというほどのことではなく、思いを送られて応えなかった案件、思い出すと痛くなってくる。

特にひとりの、こんなタイシタトコナイ僕に好意を示してくれていたんだと、大人になって初めて気がついた人がいる。
中3の時の僕の前隣の席の人。

本当に物静か、目立つところがひとつもない。その存在すら目に入り損なうような人。
言葉を交わしたような記憶さえない。
が、ふと微笑む目がよく合った。

そうだ、小声しか聴いたことがない人。何か話しかけられることがあっても僕は視野になくスットンキョな相槌程度しか言葉を交わさなかったのだ。ほんとの子供子供は冷酷なほど関心外の人には口もきかない。。。

しかし今の大人の目の基準で見ると、小柄でその控えめの微笑みのかわいい印象の人。

大人になって、どころか、とっくの昔に人生の後半期、昔話のすべてが笑い話になる同窓会で、その人が若くしてもうこの世からいなくなってしまったことを知った。。。

・・・表現しがたい痛ましい気持ちに襲われた・・・

好きだった・好かれてた、どっちにしたってもうとっくのおっさん・おばっさん年齢、すべてが笑い話になるはずの同窓会。

永遠に、僕はその人に、大人に成長した人間らしい自分の心を返し損なった。。。

(その同窓会からもう一昔。。。突然思い出す不思議。。。そうか、上条さなえさんの放送きっかけか)

養護施設から通って来ていた人だった。
そこの生徒は、男子生徒では、ひとつの腐ったみかんが全部を腐らすように、上級生で歳ははるかにその上だがまだ学年は中学生という本当のワルの長老が前から番を張っていて、善良で優しさこの上なかったその施設からの同級生たちが特に見る見る不良化していって、問題の元凶の施設だった。

子供子供の私は、そういう施設が、親と一緒に暮らせない事情を持った、すくなからず人より幸薄い境遇を抱えている子達のための福祉施設と言うことをまるで知らなかった。ただ「親が居ない子」、だから親でない家で集団生活している子、ただそういう即物知識しかなかった。社会そのものへ関心がなかった。

どこか属性の違う子、「個」でない子、「個」の表現を出さない子というどこか予断の印象があったかもしれない。
ただ、クラスの女の子同士グループともどこか距離感があっていつもひとりのような、ひっそりと引っ込んだ印象だった。。。

(僕の勝手な妄想、勘違いかもしれないが、笑)
いつも「あなたが好きだ」と声に出せないメッセージを送ってくれていた。。。

・・・と思う・・・のに。。。

まさに「十五の君へ」

しかしその時、感覚そのものがなかった僕。。。
何一つ、ささやかな喜びになるコミュニケーションひとつさえ応えてあげなかった自分。。。

彼女がいくつで亡くなったのか、何で亡くなったのか、はるか若い頃らしい以外詳しい情報はなかった。

中卒で仕事に就いた人だった。

幸せな結婚は経験されたのだろうか・・・

人より幸少ない境遇で、静かにまじめに生きている人にさらなる仕打ちをする神も仏もない神。

天国のI子さん、遅まき、今あなたの思いをわかる心に成長しましたm(__)m
遅まきでも「時間という観念がないだろう世界」にいるあなたにあの時の「今」を伝えます。

僕なんぞに思いをくれて・・・本当にありがとう。。。(涙

ただの「同情だろう?」と外野に言われても、あなたは理解してくれると思います。今の僕には少なからず「愛」と言う気持ちを伝えられます。

こういう人の存在、こういう気持ちを持ちながら、自分の自己表現を聴いてもらおうと、あらためて。。。

言葉だけよく聞く「誰ソレに捧げます」ナンカではなく、ほんとうに時としてあなたのために、あなたに受け取ってもらいたいと演奏します。。。

中島 治

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